しゃちやブログ【パパ営業マン奮闘記】

現在14歳、9歳の女の子を育てながら、とある外資系企業で奮闘している30代の日記

頭のいい人に騙されないためのノート

今日はあるお客様から頂いたご相談をいくつかご紹介します。

 

先にご説明をしておきますと、その方はご自身は建築系のお仕事をしてるんですが、社長業というか、経営の方は全く知識のない方でして、

「売上を上げたい!」という一心なのは良いのですが、いろんなものに手を出そうとしすぎて、よく騙されかけるんですね。

 

その方に限らず、やはり多くのお客様が経営知識や金融知識が無いために、よく分からないマルチやら、ネズミ講チックなものに手を出したりと、まあよくやられています。

 

建築業の方って、総数で言えば、頭の良い高校で、良い大学出て、良いとこに就職して、建設業って方は本当に少ないので、なんで疑わないんだろう?ってレベルで騙されていくんですよね。

 

なので、よく電話かかってきます。

 

「◯◯株式会社っていうところで、絶対に儲かるシステムで広告してくれて、平均◯◯万円くらい儲かって、すごいんだって!契約料は50万円で、年会費が30万円らしいんだけど、やった方がいいよね?!」

 

こんな内容です。

 

一応ですね、必ずその方、私に相談してから契約するって決めてるらしく、相手の営業には「顧問に聞いてからにする」って言ってるらしいんですが、顧問でもない私は優しくアドバイスしてあげるわけです。

 

はい、前提でお話ししておきますが、

決して建設業を馬鹿にしてるわけじゃなくて、

豆腐は豆腐屋、桶は桶屋ってことです。

範囲外のことは慎重にしてくださいってことです。

 

腕一本で、技術一本で来た人たちが

金融知識なしに昨日今日得た知識で儲けようなんてのが不純ですよって事です。

 

まず、疑うべきは

 

「そのグラフのソースはどこからですか?」

「◯◯大学の△△教授推薦、って誰ですか?」

みたいなとこから始まります。

 

過去に本当にあった事例ですが、

*グラフのソースが適当

*グラフ自体が出鱈目

*日本の市場規模は拡大してます!みたいなグラフだとして、比較したら、世界の経済拡大の規模の方が大きいのに比較無しでグラフ出してきたり。

 

そういう人って、

利率が大きいからって、ギリシアみたいな経済破綻寸前の国の国債買わされたりするわけです。

 

あとはありもしない大学の存在しない教授が出てきたり、理学療法士みたいな少し気合い入れて頑張れば取れちゃう資格の人の推薦だったり。

 

大草原レベルの詐欺文句も、刺さる人には刺さってしまうわけです。

 

ワードとして、信じてはいけないのは

「絶対に儲かる」

「主婦でも簡単に、手間なく」

このワードは99%詐欺です。

 

「知識がなくてもサクッと」

このワードは99%犯罪が絡んでいます。

 

 

  • このシステムで絶対に儲かるなら、赤の他人に教えたいと思います?

 

私なら絶対教えません。他の人が儲かると自分の利益が半減する恐れがありますから。

 

  • 「絶対に値上がりする土地」を持っていたとしたら、今売りますか??

 

普通の人は売らないですよね?

私も売らないです。

 

  • 主婦でも簡単に儲かる、片手間で出来るのに儲かる!

 

それを本業にしてる人なんて五万といますよね?じゃあ、なんでみんなやってないんです?

よく考えたらわかることです。

 

  • あなただけに特別な情報だから、まだみんな知らないんです。

 

どうして金も人脈もない一般人に特別な情報が回ってくるんです?

 

 

特に株や仮想通貨投資なんてのは

ゼロサムの市場理念に則れば、

「損する奴がいるから、儲かる奴がいる」

わけです。

 

プラスマイナスゼロなんですよ。

市場規模が拡大しない限りは。

 

あと、こんなにネットが盛んなんですから、

「◯◯株式会社_詐欺」とか検索すりゃ、すぐ出てきます。

 

騙すやつは1番悪いですが、騙されるやつも基本的には悪いんです。

 

よーーく考えたら、簡単なことです。

 

「お金は簡単には稼げません」

 

昨日、今日得た知識で、誰でも稼げるなら、

誰も幼き頃から勉強して、良い大学を出て、必死に就職戦争、出世競争を闘ったりしません。

 

学生の時、若い時にサボってしまって、その穴埋めをしたいという気持ちからか、手っ取り早く、人より稼ぎたいという下心が詐欺に引っかかる1番大きな要因です。

 

パパ活は否定しませんが、

簡単に稼げる代わりに、若き日の貴重な時間と性的な犯罪に遭うかもしれないリスクを売っているわけですから、

その数時間を自己成長の為に充てていたら未来は変わるかもしれないですし、自己責任です。

 

 

まとめます。

 

  1. 情報のソースやバックグラウンドをちゃんと調べる。
  2. 絶対に儲かる商品なんてない。99%詐欺。
  3. 一般人レベルに特別な情報なんて回ってこない。